
ドイツ料理に欠かせないスパイスで、日本ではそれほどメジャーではないものの一つが、
キャラウェイ(キャラウェイシード)です。ドイツ語ではKümmelと呼びます。
せり科の2年草で、シード=種子と呼んでいますが、実は果実のことです。
キャラウェイは西アジア~地中海が原産で、ヨーロッパには古くから広まりました。
ドイツ料理ではあらゆるところで登場する、重要なスパイスです。
キャラウェイは甘さのなかにほんのりと酸味があり、ドイツ料理ではお酢味のものやサラダによく組み合わせられます。特にりんごとの組み合わせはベストマッチで、焼きリンゴはじめ様々なりんご料理に組み合わせられます。
たとえばドイツ料理では、こんなときに使われます:
- ザワークラウトの中に入れる
- ゆでじゃがいもをゆでるときに入れる
- りんご料理に合わせる
- コールスローなどキャベツ料理に入れる
- ライ麦パンに入れる
キャラウェイには次のような作用・効果があります:
- 消化を促進する
- 腹部膨満を防止する
- 軽い鎮静作用がある
使う時のコツは、一度に入れすぎないで味を見ながら入れていくことです!
最初にトライするときは少なめに。徐々に入れる量を増やしていくとベストな量が変わります。
